ドッグトレーナー・建築アシスタント 北川 采永子(きたがわ さえこ)

その子(ワンちゃん)に合った、話をしましょう

ープロフィールー

弘前市出身
4月17日生まれおひつじ座)
二級建築士
ドッグトレーナー

【趣味・お休みの日の過ごし方】

ダンスやスポーツ(テニスをしていました)をはじめとしたアクティブなことも、カフェめぐりやドライブ、家でゴロゴロするなどのんびりも好きです。

主なお仕事内容はなんですか?

主には、ドッグカフェのスタッフとして、犬のおやつ作り、カフェメニュー作成、接客をすることと、建築の補助的仕事、例えばドッグランリフォーム打ち合わせに同行して、その子(ワンちゃん)に合うご提案をサポートします。ドッグトレーナーとして、建築的なことはもちろんですが、犬の育て方(しつけ)の相談を受けることも多くあります。

キーポイントホーム、または建築の業界に入ったきっかけは?

子どもの頃から、動物が好きだったんですよね。特に犬を飼ってたというわけではないんですけど、動物園とか、人の家のワンちゃんとか見つけると「触りたい!」っていっちゃうみたいな子で(笑)

そんなことなので、ドッグの専門学校を卒業したらはじめはドッグトレーナーの道にすすもうと思っていたんですけど、なかなかすんなり仕事も決まらなくて。その時、ちょうど父が阿保社長と知り合いだったということもあって、キーポイントホームを紹介してもらったんです。

高校は、工業高校の建築科を卒業していたこともあって、建築業も遠くない世界ではあったんです。受験するときは「犬と暮らしやすい家をつくりたい」という想いもあったので、その点ではキーポイントホームがぴったりで。しかも、その時、dog café 木-pointもはじめることを聞いたので、ぜひここで頑張りたい! という想いを伝えて入社するご縁をいただきました。

この仕事をやっててよかったと思う時はどんな時?​

いろいろあるのですが、一つはカフェに訪れたワンちゃんが居心地良さそうにしていて、それを見た飼い主さんがホッとした様子でくつろいでいる姿を見た時ですね。

例えば、ワンちゃんにもいろんな性格がありますよね。特に臆病な子は慣れるのに時間がかかったりするんです。でも、dog café 木-pointoは、そういうところにも配慮した空間づくりだったり接客だったり、お食事を提供しています。そんな空間に来たワンちゃんを見た飼い主さんが「ここに来ると愛犬がとっても落ち着いているみたいなんです」って言っていただけたり、感じると嬉しい気持ちになります。

他のカフェではなかなか貸切に…というのは難しいと思うのですけど、私たちのカフェは、ワンちゃんの性格に合わせてそのような予約も承っているのでとっても喜ばれています。

逆に大変だったことは?

キーポイントホームは、愛犬×家づくりが特長なのでその分、どちらの知識、経験も学ばないといけないのでその点は苦労することもありました。特に、資格試験の時期と業務が重なった時は大変でしたね。やっぱり、ワンちゃんは個別に性格が違うから本当はじっくり時間をかけたいんですけど、どうしても…時間との戦いは厳しいです。

でも、そのおかげもあって、たくさんの知識・経験が増えましたし。中村さんが入ってきてくださってからは、その分担もできてきて、今は、存分にワンちゃんに向き合える時間をつくることもできてきました。

今の目標としては、ワンちゃんの性格をわかっている私が、建築の部分でお客様にアドバイスできたり、サポート役になれるように関わっていけたらいいかなって思っています。例えば、「ドッグランをつくりたい」という時に、ただスペースをつけるだけじゃない、ワンちゃんが喜ぶ提案ができたり、とかですね。

社内でこれをやらせたら右に出るものはいない、ということは?

みんな建築の方はすごくプロフェッショナルなので、その点ではやっぱり、犬を見る力ですかね。その子がどんな子か何が合ってるのかとかを見ることや、飼い主さんにヒアリングしてその目線も考慮して提案する力は、特にこの建築の業界の中ではなかなかいないのかなっていう。そこが私の強みです。

例えば、結構元気なワンちゃんがいると、何気なく元気に関わっちゃったことで、実は、飼い主さんはその元気さに困っていて…なんてことも意外とあるんです。

そういう時に「にこう関わるとリラックスしてくると思いますよ」っていうのをお伝えすると「ワンちゃんの対応が全然変わりました」って。そこに、こういう住まい環境にするともっと落ち着けますよ…と日常の暮らし+住環境までサポートできたら嬉しいです。

今後の夢、キーポイントホームで果たしたいこと​

まずは、ひと家族でも多くワンちゃんと幸せに暮らすご家族が増えること。ワンちゃんはもちろんですが、飼い主さんにもストレスがないようにと思っています。

せっかく好きで飼い始めたのに、ワンちゃんにわかってもらえなくて辛い想いをする飼い主さんも結構いらっしゃると思うんです。実は、私も専門学校時代に似たようなことがあって。でも、関わり方を学んでいったら解決できた。そんな経験もあるので、そのことを多くの方に知ってもらいたいという想いでこの仕事をしています。

そして、もう一つがそんなワンちゃんとの関わりをよりよくするためのきっかけとして、dog café 木-pointが役に立ったら…と思っています。そのために、イベントや接客はもちろん、情報発信もしっかりやっていこうと持っています。現在は、Instagramを更新したり、ご縁のあったお客様に「木-ポイント通信」というオリジナル情報誌をつくっているのですが、そのようなことも積極的にやっていきたいと思っています。