お客様:青森市 T様(ご主人、奥様、お子様(大学生・高校生)、ハクくん)※インタビュー時はご主人
キーポイントホーム:阿保、北川
愛犬(ハクくん)を中心に楽しく暮らす家。日中はお留守番が多い愛犬ハクくん、家族が帰宅するとしっぽを振って玄関までお出迎え、こんな毎日の生活に家族みんなが癒されています。
信頼できる業者選びに2,3年、家族とも話ながらキーポイントホームに出会いました。
「暑いので中入ってください」取材日は、2024年の8月。外は猛暑の中、家の中に入ると空気が一変。
「涼しいですねぇ」エアコンは1台つけてますけど強くはかけてないんですよ、とご主人。4人家族プラスまっしろでかわいい愛犬のハクくんの快適な暮らしぶりについてお話しを伺いました。
ご主人
もうまもなく2年ですね。非常に快適に過ごしています。社長にたくさんわがまま言って建てたい家を建てさせてもらったので満足です。
阿保
ありがとうございます。T様との出会いは、青森県が出している「県産材で家を建てる」という本をご主人が握りしめてキーポイントホームの展示場に来てくれたことがきっかけですよね。
ご主人
20年前に中古住宅を買って住んでいたんです。それを建て替えようかって話になって。色々なハウスメーカーを回ってみることからはじめました。大手のメーカーさんも行ったし、住宅展示場も。自分たちの希望を言って図面を書いてもらったこともあるんですけど、ピンと来るものがなくて。
最終的には、さっき無理を言ったという話をしたんですけど、1階の間取りは自分たちで考えて描かせてもらってるんです。例えば、階段の下が有効活用ができなかったりどうもしっくりこない。結構何社も描いてもらったんですけどね。
阿保
建てるからには「建てたい家」をという想いが強かったんですね。
ご主人
そうでうすね。中古住宅を買った時は、子どもができて定住することが目的で、家に対して特別に何かを考えたわけでないというか、妥協をしたわけではないんですけど、今回のようには考えてなかったですよね。
こだわりがあったとすれば、手をかけなくても住める家。買ってからリフォームが必要になるとコストもかかりますし、面倒ですし。
阿保
今回の家づくりは、スケジュールから、業者選定からとても計画性をもっていらっしゃいましたよね。
ご主人
そうですね。まずは、業者選定から。この時までには家を建てようねって家族と話をして 、2、3年探していました。
阿保
はい、私も、T様の第一印象は、しっかりと準備して家族ともしっかり話をしている方だなという印象でした。今回のお家もT様ご自身の造作だったり、ワンちゃんのために、地べたにはものがないようにしたり。このテレビ台の下の脚もご主人が造作したんですよね。
ご主人
まぁ、お金かけてないってだけですよ(笑)この木も余ったやつでやりましたから。
阿保
T様の家づくりは空調が最初のポイントでしたよね。ワンちゃんも飼ってるし、あまり気流を発生させるとチリ・ゴミも舞うので犬にも人にもよくないということで、パネルヒーターからスタートしたんですよね。
ご主人
そうです。でも、冷房はエアコンですので…それをなくすいい方法ないかって、たくさん打ち合わせしましたよね。
阿保
そう、結果、このエアコンを手作りの家具みたいに見せて、この風を床下に入れてそこから冷気が出るようにしたんですよね。
ご主人
色々と見にも行きましたよね。一回、パネルヒーターでも、暖房も冷房もできるってのもあって見に行ったら、私としては結露がすごいなぁと感じてしまって、これだと厳しいなぁってこともありました。
その時に、キーポイントホームさんの完成見学会に行って、惚れ込んだんですよね。
阿保
完成見学会の家でやっている手法が仙台にあるというので一緒に見に行ったんですよね。
ご主人
そうなんです。実際に完成見学会でも見たんですが、そのお家は平屋だったので、平屋の快適さはわかったんですけど、私は二階建てを計画してましたので。それで、そこに該当するモデルハウスが仙台にある、というので。数値的にはわかるのですが、やっぱり体感しないと、わからないということで行きました。
阿保
奥様と一緒にお越しになりましたよね。
ご主人
最後は、自分の目でみないとわからないというのがあったんですよね。
コロナ禍で、原材料費が高騰。家づくりをどうするか…
阿保
家づくりで苦労した場面は…
ご主人
やっぱり予算のことですよね。当時はコロナ禍で原材料がどんどんあがっていって。当初想定した予算をだいぶ超えることになってしまったんです。それについては、何度も家族とも話をしましたし、社長とも話をしましたね。
阿保
途中は、計画を諦めるという選択肢も話ましたよね。私としては、どういう結果になろうとも、T様の決断を尊重したい。けれど、しっかりと話し合った上で結論を出して欲しかったので、前の家に訪問させていただいたんですよね。
ご主人
その時に、大変かもしれないけれど、最後までやろうということにしました。阿保社長にもできるだけ費用を抑えられる形でできるように協力してもらいましたね。
見積書も何十枚になったんじゃないですか? 一つ一つ見てここが削ないか…ってやりとりして。
阿保
はい、でも、ご家族にとっては大事なことですので。
ご主人
どこを削るかねって家族で話をして、例えばほら、うちはよく見てもらうとわかるんですけど、建具がほとんどないんですよ。シンプルにしていくことをした結果そうなったんですけど、それは結果よかった面もあります。このヒーターのところだけは自分ではできなかったのでやってもらいましたけど。
阿保
そうでしたね。でも、T様ご家族でみんなで話合って決めていく様子は素晴らしいと感じましたよ。
ご主人
何度も来てもらって、家族みんなの前で話をしてもらって。そういうのは初めてだったんじゃないですか? 私も、疑ったわけではないんですが、なんでこんなに値段が上がるのかなぁって。納得はしたくて、その根拠を求めた時もありました。
でも、そんな面倒な要望にも、阿保社長は真摯に詳しく説明をしていただいて、すべてにしっかりと答えと理由があったので、そのやりとりの間に信頼感が築けていけたのだと思います。
こだわりは断熱。軽適性にはcm単位で、うるさいお客じゃなかったですか?
阿保
そんな中でも、断熱にはこだわったんですよね。
ご主人
そうですね。色々削っていく中で、断熱は加えました。外断熱は家族で話をして増やしました。
阿保
庇(ひさし)の工夫もですよね
ご主人
前の家でもあったんですけど、社長にはcm単位で調整してもらったんですよね。
阿保
そう、基本的には夏の陽射しを抑えて涼しくしたいんですけど、中から見える風景や、スロープをつけたいということがあったので、細かく調整して。
ご主人
今までどんなお客様がいらっしゃったかわからないですけど、私たちは相当うるさいお客だったと思いますよ。
阿保
いえ、それは全然問題なく。うるさい、うるさくないということではなくて、そこへの想いがどれくらいあるか? という熱量を私たちは受け取って形にしないと、日常の中で不満(=ストレス)ができてしまうので、その熱量に応えるというのは大事だと思っています。
図面で正確なことだけ言えばいいのではなく、現場でその熱量をお互いに確かめるとかそういうことが大事ですよね。しかもT様は、仮住まいをこの斜め前にすることができたので、毎日現場が見られましたもんね。
ご主人
そうですね、それは良かったなぁと今でも思っています。
阿保
それだけT様が研究熱心で話をしてくださるというのは、私たちの方が助かったんだと思います。建築中のご主人の気持ちはどうでしたか?
ご主人
そうですね、毎日現場を見られるというのはよかったですね。端材が出てはもらって何かに使えなかなぁと考えたりですね。
ハクが安心して暮らせる家を。
阿保
(愛犬の)ハクくんにとって一番よかったのはどんな所ですか?
ご主人
一番は安全面だと思います。以前は古い家だったので、冬はあたためるのに石油ストーブだったんですよ。で、家を出る時にやっぱりストーブを切るわけに行かないしなぁ…ってことで。
阿保
何か故障でもあると怖いですよね。
ご主人
それが今はその心配がないので安心ですね。ハクがうちに来てからはもう完全にハク中心の生活なんで。家もそのために建てたようなものです(笑)
阿保
ワンコ飼ってる人はみんなそうですよ(笑)
ご主人
この窓も、ワンちゃん用の窓だし。もう、大きな犬小屋です(笑)
阿保
窓の外に人影が来るとやっぱり驚いちゃったりするし、だから何も景色が変わらない窓をつけてあげるんです。
ご主人
そう、そこが彼の居場所。で、その先にドッグランがあるんですよ。自分の庭が見えるという状況。贅沢でしょ(笑)
北川
ここを少し開けて匂いを嗅ぐのが好きなんですよね
阿保
ハクくんのワンダーランドがそこにある、って感じですね(笑)
ご主人
もう生活の中心にハクがいるって感じですよね。
阿保
帰ってきたら、ね〜寄ってきてね、ハク〜〜〜って感じですよね。
ご主人
そう、一人ひとり待ってくれてますからね。いるといないとでは全然違う、大切な存在です。
ドッグランは、オススメです。
阿保
ハクくんとの時間で好きな時間ってどんな時間ですか?
ご主人
やっぱり散歩の時間ですね。近くの公園まで行って、そこで自由に遊ばせるのが楽しみですかね。住宅街なので、外に連れていって吠えちゃってもあれだし、夏はアスファルトも熱いですからね。
あとは、そこのドッグランです。そんなに大きくないんですけど、気に入ってますね。
北川
打ち合わせでは、dog café 木-point にも来ていただきましたよね。その時のハクくんは元気な男の子だなぁっていう印象でした。
ご主人
そうですね、その時も気を使っていただいて貸切状態にしていただいて、安心して進めることができました。ショールームも一つひとつ体感できたのも良かったです。色々聞いてしまってマニアックだったかもしれませんけれど。
阿保
そうやって、研究熱心になっていただけることは私たちも嬉しいことなんです。
ご主人
私としては、とりあえずっていうのは嫌だったんですよね。後からこれをやらないとあれをやらないとっていうのは嫌だったんです。スロープもすぐには使わないけれど、後からつくるようなら予算の面でも一緒にやってしまった方が良いだろう、後から家に入られてリフォームされても嫌だよなぁとか、そういうことを考えてのことなんです。
たった側から100%で住める家を、キーポイントさんには建てていただきました。
キーポイントホームに合うお客様は、犬を飼っている方じゃないですか?
阿保
最後にキーポイントホームにぴったり合いそうな人ってどんな人? という質問をさせてください。
ご主人
やっぱり、犬を飼っている方というのはいいんじゃないですか? 建ててくれる工務店さんが犬のことを理解していただいてるかどうかで相当変わると思います。それは違うと思います。
例えるならば、雪のことを知らない関東のメーカーさんで家を建てたくないですよね? つまり、自分たちの感覚をわかってくれる人に建ててもらった方がいいということです。
阿保
その方にメッセージを送るとしたらどんな言葉を送りますか?
ご主人
多分、自分たちの間ん書くをわかってくる人、何を求めているのかわかってくれる人に頼むことが良いと思いますよ。私も、たくさんの家を見て、また、自分で家を建てて気づくことですけど、結構、ただ単に建ててしまっている家とかもありますからね。
青森の家でなんでその向きになるの? みたいな。
やっぱり一生に何度もない機会だと思うので、まずは一緒に建ててもらうパートナー選び。自分たちがどういう家を建てたいかっていうのを伝えて感覚がわかってもらえるかどうか。最終的にはプロに任せないとできないものなので、その信頼関係というのは大事だと思います。
あとは、社長に教わったこと一つ。今住んでいるところの不満、変えたいところを書き出してくださいと言われたんです。そこを突き詰めると理想に近づいてきますよ、って。もし、理想をなかなか見つからない方は参考にしていただければいいと思います。
阿保
ありがとうございました!
ご主人
あっ、最後、ドッグラン見ていきますか?
阿保
はい、ここもご主人がだいぶDIYしてつくったんですよね、素晴らしいと思います。