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〒036-8164 青森県弘前市泉野3丁目11-11



社長の想いdetail

目 次


こんな家に住みたい!
昔ながらの木が見えて、ほっと安心できる落ち着く家。
ずっ〜と居ても飽きのこない、どこか懐かしく、家族が幸せに感じる家。






弊社ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
有限会社キーポイントホーム代表取締役の阿保勝之(アボカツユキ)です。
家づくりの想いと私の半生を振り返りながらまとめてみましたので、時間のゆるす限り、 お読みください。
私は、代々農家の家に生まれ、父は農家とサラリーマン、母は農家と主婦を兼業する家で 育ちました。小さい頃から両親が忙しく働いていたため、私達4人姉弟は、祖母が面倒を みてくれました。
当時住んでいた家は、祖父母が建てた昔ながらの土壁と釜場、囲炉裏と四つ座敷のある 築50年以上の家です。
それがどこか心地よく、おおらかで、人を包み込むようなやさしさがあったように思います。 ただ、冬の寒さだけは、尋常ではなく、寝ていても隙間から吹き込む風で、途中目が覚めるほどの寒さでした。
この経験から、家とは人の心と身体、家族の生活を育む場所だと思いますし、家に対する 大切な想いが深く刻まれるものだと理解しました。


思いもしなかった建築業界への就職
高校は、工業の土木科へ進学、卒業後はすぐに土木関係会社へ就職するつもりでした。 少しでも親に負担を掛けたくない、早く自立したいと思っていましたので、就職のしやすい工業高校へ進学したのです。
高校3年の夏、三者面談の前日に祖母が父に思わぬことを・・・?!
長男くらい大学へ行かせて、いい職に就かせたらどうかと。
経済的にそんな余裕もない事は重々承知していましたので、大学への進学は諦めていました。それが進学できるなんて!
私は、宮城県にある私立大学工学部土木工学科へ進学することになったのです。四年間を 仙台近郊で過ごし、親には学費だけでも負担を掛けるので、生活費はアルバイトでまかないました。その経験が社会人としての基礎を養ってくれたと思います。
大学卒業時は、バブル全盛期で就職も引く手あまた、私は東京に本社のある大企業に内定を とりつけ、就職する予定でした。
しかし突然父から連絡があり、長男なので転勤の多い大企業はやめて、地元に就職するよう強くせがまれたのです。折角の努力と就職活動がいっぺんに無駄になったような気がしましたが、その意向や願いにそむくことができませんでした。
季節はもう秋でしたので、就職試験も9割以上終わっている時期です。学校の求人票の 掲示板には、地元弘前市の住宅メーカーが1社だけ貼ってありました。
試験はもう終わっていましたが、ダメもとで連絡をしてみることに
一度会社に来るなら、面接だけするという条件で訪問したのでした。
その面接の際、「土」と「木」は、住宅建築にも大いに関連があるので、やる気があるなら 採用する旨のお話を戴き、思いきって就職することをお願いしたのでした。
配属先は、営業、まず売る事!
注文住宅を扱う住宅メーカーでの配属先は、「営業」に決まりました。
私は何しろ、押し売りが嫌いで、洋服や物を買いに行っても、付きまとわれるのが大嫌い。営業職に就く事には本当にガッカリでした。会社からは、お客様の声を最初に聞く窓口が営業、その声が家をつくるのだから、「石の上にも3年間はやってもらうと」言われました。 新人の頃、直属の上司に言われたのが、注文住宅は一生に何度もない買い物、お客様が買う物の中でも一番高価なものです。それを営業が売り付けようとか、押し売りしても絶対にお客さまは買ってくれない。
売るものは、「自分」、商品である「お客様の家」を一番理解している・理解しようとしている自分を分かって貰うことが、家づくりにつながる、それが営業の仕事だと言われたのです。これがきっかけとなって、嫌いだった営業の世界へ導いてくれました。
しかし、1年、5年、10年と仕事をしているうちに、どんどんやればやるほどノルマや目標が上がっていき、数字だけに追われるようになっていました。お客様のご要望を聞き、お客様の注文に応じた、家づくりからは遠ざかって行ったのです。
つくる側の理屈で、見た目をそこそこに、お客様の予算と使用する建材・設備を簡単につくろって提案する。会社の利益が確保しやすいように、効率だけを優先するような家づくり が現実でした。
お客様が一生かけてローンを組み、一生懸命返済して住む家族みんなの家が、このような考え方やつくり方で本当に良いのか??とても不安や疑問が募るようになっていきました。利益がなければ経営は成り立たず、存続できなくなりますが、「つくる家」や 「そのつくり方」、「つくってからの付き合い方」にお客様が魅力を感じて、指名を受けられるような会社でないといけない。それが真の家づくりではないか?
その結果が会社に利益をもたらし、健全な経営につながるのだと理解していました。 この思いが募って、「売ることはやめよう」という気持ちになったのです。
一大発起の創業
15年間勤めた会社を辞め、会社を自分で立ち上げることにしました。
会社名は木をポイントに使う、“キーポイントホーム”と名付け、お客様の好みに合わせて 木の素材を適材適所に使う家、それも断熱・気密・耐震性の基本性能を備えた家をつくる 会社の設立、創業です。
誰から見ても良い家・立派な家ではなく、「家族がずっ〜と住みたくなる家をつくろう、 あおもりの気候に合い、家族が心地よく感じる、安心して健康に暮らせる家」の実現です。
職人の手づくり・手仕事(自然素材・建具・壁塗りなど)をなるべく取り入れて、 お客様の家を弊社と職人一同が1チームとなって、つくる家づくりを提案したい。
「家族が幸せに住み続けられる家」をつくってあげたいという想いでスタートしました。
ショック!シックハウス!?
当初、木の素材は、手に入りやすい無垢の外材(輸入材)を使っていました。
内装床・壁・天井は、主にレッドパイン(欧州アカマツ)材を使用していましたが、 ある日、レッドパイン床材が現場に搬入され、私が梱包を開いた瞬間、刺激臭と頭痛に 侵され、一瞬立っていられないほど、具合が悪くなりました。
生まれて初めてのことでしたが、大工職人たちは何の反応もなく、私だけが具合が悪くなったのです。これが化学物質への反応だと察知しました。化学物質過敏症とは、こんな反応なのだと分かりました。無垢材なのに、非常に残念です。
すぐ施主に連絡し、事態を説明したところ、十分な換気と施工に気を付け、時間をかけて 工事を行うことになりました。
化学物質の揮発については、国の安全基準はあるものの、反応には個人差があるのを初めて 理解し、内装材への外材(輸入材)使用を今後はやめようと思ったのです。
あおもり県産材”と出会う
木の家には、木材がふんだんに必要です。それも化学物質の揮発を心配しなくても良いのが、 国産材。そんな時、以前から交流のあった、あおもり県産材を使った家づくりをしている会社を訪問しました。建物を見学すると、視覚・嗅覚から入ってくる心地よさが理屈ではなく、 気持ちよく感じました。特に内装スギ床の木目・色艶がとてもきれいで、歩いた時の柔らかさが他とは、まったく違ったのです。とても心地良くて、その香りにリラックスできました。 見学したのは冬でしたが、足裏から伝わる木のぬくもりが柔らかく、とても暖かく感じる体験になりました。
ここで、「近くの山でりっぱに育った木を使おう」という気持ちを強く持ったのです。
近くの山からの伐採・加工ですから、運搬コストもかからず、二酸化炭素の排出も削減できるし、地元の仕事が増える、地元の山が整備され、私たちの自然環境・空気環境も保たれるのだということを再確認しました。これだ!弊社の家づくりに採用を決めました。
“スギ”が大ピンチに?!
青森県は、ヒバが最も有名です。ほぼ下北半島や津軽半島がその生育地ですが、ヒバは、 成長するのに、とても時間が掛かります。
家の木材としては、かなり手に入りにくい状態になっていることから、弊社ではスギに注目しました。戦後、国の政策もあり、私たちの近くの山にもスギ山が数多く誕生することになったのです。
そのスギですが、建築材料として使用するには障壁が出てきたのです。
スギは、乾燥による収縮が大きいため、丸太1本から加工される製材品が少なく、捨てる部分も多くなることで、材料のコストが高いということ。
あおもり県産材が定期的に製材・使用されることが少ないので、在庫する業者がいないこと。 注文・発注から納品までの時間が掛かることや何より大工職人が、スギが柔らかく 傷が付きやすい素材なので、扱いに抵抗感があり、毛嫌いする傾向にありました。
要は、仕入れや施工体制に問題が発生したのでした。
それに輪をかけて、あおもりのスギは手入れが行き届かないので、粗悪とか、良いスギは 秋田や岩手の県外業者が持って行って、残り物しか扱えないなどの風評・酷評が多くあり、 県産材が大ピンチに?!手に入りにくい事態が起きたのです。
お客さまから支持される“あおもり産・木の家”
コスト面で、スギ無垢フロアー価格は、国産合板フロアーや外材(輸入材)フロアーに比べて、坪約1万円(*1坪とは畳2帖分)の差額upになります。仮に30坪の家であれば、 ざっと約30万円の差額で、スギ無垢フロアーを選択できることになります。
製品の注文から納品までも、内装床・壁・天井材は2ヶ月、構造材(土台・柱・梁等)は 約3ヶ月で手に入る事になりましたし、大工職人は昔、すべて無垢材を扱っていたので、 それを復活する思いでつくろう。丁寧な手仕事・家づくりを目指して意思統一できたのです。 近くの山でりっぱに育った木を使って、健康・省CO2・低燃費な暮らしをデザインする 家づくりを「あおもり産・木の家」と命名し、木の良さを多くの人に体感してもらうため、2012年に弘前市泉野に常設展示場を建てました。
お客様の反応は上々、この地域でりっぱに育った木は狂いも少なく頑丈で、その馴染んいでる状態を見て・触って・歩いて・空気を感じていただくと、惚れこむ人も多く、懸念された ことを気にする人は、ほとんどいませんでした。
「百聞は、一見に如かず」のことば通り、お客様に支持されたことで、思い切って “あおもり産・木の家”をどんどん勧めていくことができたのです。
また施主からは、「家に住み始めたら、30年以上飲んでいた血圧を下げる薬を医者から飲まなくてもよいと言われた」「くしゃみや咳などアレルギー反応が出なくなった」「人だけでなく、ペットも健康になった」という声が頻繁に届くようになり、木の心地よさ、暮らしやすさ、空気感が家族みんなを健康な暮らしへの導いてくれました。
「あおもり産・木の家が」住む人の健康に役立っている!このことが弊社の大きな自信になりました。
売り上げが下降ぎみ、理由は?
創業10年を過ぎ、11年目に入るあたりから、少しずつ売り上げが減ってきたのです。 リフォームはそこそこなのに、新築が少ない。“あおもり産・木の家”の商品は変わっていないのに、注文が減っている?どうして??
これまでのお客様層は、私自身の年齢に比較的近い方が多かったことから、意思疎通も しやすかったのだと思います。
でも、これから家を新築されるお客様の年齢は、30代前後。夫婦共稼ぎ、新婚、子育て中、 そして家に居るときは、家族との時間や自分だけの時間、それぞれの趣味を大切に過ごしたい世代です。
その若い人達の希望や叶えたいこと、生活スタイルを私は理解していなかったことに 気付きました。若いからこそ、家づくりに対する意欲があり、だから迷ったり、悩んだりすることが多くなるのだと・・
家づくりをお手伝いする者として、これからの時代に役立つホームアドバイザーではなかったと痛切に感じました。そんな自分を反省し、若い世代の考えも理解するよう改心したのです。
よし、原点に立ち返ろう!
お客様に寄り添った家づくりをしよう!
家に対しての、意欲があるから迷うことや悩むことが多くなり、不安を抱えることになります。それはどの年代でも同じこと。家づくりに不安はつきものです。
現状の予算を踏まえながら、新たな生活をスタートさせる家づくりをお客様と一緒に考え、つくり上げていこう。後悔や失敗のない家づくりをお客さまと共にやろう!と思いました。 住まいの形をスタートさせるのはお客様との会話からです。
はじめて家を建てる人には、その家の姿がなかなか分からないと思います。だから色んな 準備が必要になります。
建てる土地に対して、どのような設計をすると使いやすいのか。また雪で困らないのか。 この地域で暮らすには、どの程度の基本性能にするのがよいのか。省エネ・省CO2な生活をするにはどんな設備が必要なのかを一緒に考え、一つ一つ打合せ・選択する家づくりです。設計図面の見方やその修正の仕方、考え方も大事な打合せの一つです。
家のイメージができる頃には、再度建築現場や施主宅を見て、我が家の家づくりの参考と 確認をしてもらう。
一つ一つが楽しくもあり、大変でもありますが、何度もない家づくりのプロセスです。 このプロセスを大切に、時間を多少かけてもじっくりと行うことが、後悔のない家づくりに つながります。
家づくりの原点とは、お客様が幸せに感じる家を一緒につくること、建てることにあると 考えました。
毎日のチャレンジは、家づくりを進化させる。
家をつくる際、全く同じ家や同じ希望をするお客様はいません。
たまたま似たような間取り・デザインや同じ外壁、設備を希望するケースはありますが、 お客様の希望でつくる家・注文住宅には一つとして、同じものは無いと思っています。
同じような素材・建材、設備を使いながらも、完成する家はそれぞれ違う暮らしを育む家族が生活する場になりますから、機能や使いやすさ、デザイン等が違って当たり前です。
一つ一つの家は、お客様と一緒につくり上げていこうとするチャレンジのようなもの。
家族の希望・要望を真摯に受け止め、取り組む家づくりが私たちの技術を高めてくれるのです。社員が、取引会社が、職人が「住む家族のために」という一つの目標に向かって、 ものづくりに取り組み、今日よりも明日、明日よりも明後日と、次々進化していくのです。
毎日のモノづくりは、心と技術という体力をつけてくれます。家づくりに関わるみんなが お互いに協力することで、お客様家族が満足する家の完成につながるのです。
家は、家族の生活に寄り添ってつくられ、馴染み、私たちの住む環境も育む。
これからは持続可能な社会に向けて、地球温暖化防止やゴミ捨て防止・リサイクル、省エネルギー化を見据えて、家づくりを進めていきます。住むご家族が、家を大切に使うことが 末永く低燃費で住み続けられる生活ができ、この地域社会や経済、環境も暮らしやすい状態で継続できると考えています。
また、いくら断熱・気密性のいい、省エネな家を建てても、温度設定が適切ではなかったり、 照明や水道水を無駄づかいしたのでは、意味がありません。
資源・エネルギーの無駄遣いは、地球環境・私たちの住む環境にも影響がある事を共有し、生活の仕方や工夫にも注意しなければいけません。
大切にしたくなる家を家族と一緒につくり、末永く住むための維持メンテナンスも欠かさず行って、快適な生活を育み・持続させたいと思います。
「犬とあおもり産・木の家」
3年前からは、“犬と共に豊かに暮らす家づくり”にもチャレンジしています。
きっかけは、ペットと共に暮らす人の多さやペットビジネスに興味を持った頃、 “愛犬家住宅コーディネーター”という資格取得をしたことです。
弊社は、建築業者として家の修繕・改装やリフォームも行っています。
愛犬家住宅コーディネーターの勉強をしたことで、愛犬との暮らし全般をコーディネートできるようになったのです。

そんな時「我が家でも犬を飼おう」ということになりました。
小型犬のトイプードルの女の子(いちご)を飼うことになりました。私以外は皆犬を飼うのが初めての経験で、毎日が驚きと愛玩の日々でした。
ご飯は市販のペットフードを食べさせていましたが、数か月後から頻繁に吐くようになり、とても心配しました。動物病院へ行き、投薬による治療が始まりましたが、そんな折家内が手づくりご飯の存在を見つけ、食べさせてみると、ほぼ吐くことがなくなったのです。
これをきっかけに、家内は「犬の食」に関する勉強をはじめ、ペット食育士の資格を取得しました。

また犬友達からは「飼い主同士情報交換できる場があるといいな」という声もあり、2020年5月には、常設展示場内に犬と飼い主さんが一緒に入れるドックカフェ「dogcafe木-point」をオープン。また同じころドッグトレーナーの新入社員も採用しました。

「dogcafe木-point 」はドッグカフェ&人も犬にも心地いい空間でゆったりと寛げるコミュニティの場。
飼い主同士情報交換することで悩みや不安を解消できたり、愛犬に関しての知識を共有したり、そして犬との暮らしの工夫や相談もできる場です。

「人も犬も健康で暮らすために」
これからは
人・ペット・もの・食・環境などを総合的に見て、何がこのご家族に必要なのか?
暮らし方をどのようにしたらいいのかという視点で提案したいと思っています。
人も犬も同じ社会環境の中で、心も身体も豊かに生活できるようなお手伝いをしたいと思います。
弊社は、家をつくる職人・取引先、施主様、また愛犬を通じて知り合った仲間、色々と 教えてくださる方々に支えられて、ここまで来ました。
ずっ〜と住みたくなる家づくりは、健康という毎日に支えられて成り立ちます。
家族の健康が心地よさと幸せな日々を育み、その空間が大切な家族を守ってくれる 「家」の存在です。
これからもお客様と共に、家族が幸せに感じ、大切に住める家づくりと 人もペットをも大切に想う社会づくりを目指して、社員一同がんばって参りたいと思います。