先月のことですが、建材メーカーさん主催のセミナーに参加してきました。収納の達人である近藤典子さんの「片付く家のつくり方」セミナー。以前、近藤さんの収納術を勉強したこともあり、とても楽しみにしていました。実は展示場やユーザー様のお宅の背面スペースに30㎝の棚をつけているのも、近藤さんの収納術を参考にしています。まず自宅で実践したところとても使いやすく収納量も満足だったのでお施主様に提案しています。展示場子供部屋のクローゼット(奥の棚は、洋服はもちろんバッグ、小物、学校で使う道具などたくさん収納できます) さてさて今回の学びの中で、特に参考になった3つを紹介したいと思います。学び1. 350㎜の法則収納するもののほとんどの高さが350㎜ピッチで収まるという話です。 まずはクローゼットの中の話から棚やポールをつける位置を下から350㎜ピッチにすることでほとんどものが収まるということなのです。こんなイメージです。なるほど~って感じですよね(LIXILインテリア建材カタログより抜粋) ちなみに弊社の棚にはダボレールがついているので、棚の高さを350㎜にすると使いやすくなるということですね。展示場寝室の収納(クローゼット奥の棚の奥行きもポイントです)学び2. クローゼットは上にボトムス、下にトップスを下げるのがよいクローゼットの中の後ろの棚は大体上部につけているので、洋服をかける分の奥行きが少なくなっています。その奥行きの少ない上部に、ズボンやスカートなどの幅がないものを下げるということです。こうすることで、奥の棚のものをとるときに、洋服を片側によせやすくて取りやすくなります。また、下部はスーツの上着などの幅をとるものを収納します。その際のポールの位置は下から1050㎜(350㎜×3ピッチ分)。男性用スーツでも十分裾がつかない状態で下げられます。そして、「洋服はたたんで奥の棚に直接重ねて収納する。」こうすることで引き出し型収納は下着類だけの収納分で十分だということです。こんな収納システムもいいですよね 学び3. 半間収納の使い方半間の収納はL型が使いやすく収納力があるというお話。こんなイメージです。LIXILインテリア建材カタログより抜粋 実は自宅で実践しているのですが、本当にたくさん入ります♪(自宅のキッチン横の半間収納公開しちゃいます)L字状になっている収納棚9年前にリフォームして作ったのですが、もともとは壁でした。反対側の部屋の収納の一部を削り、キッチン側に半間分の収納を作りました。写真の写し方が下手なので、わかりにくいと思いますが、右側にはホットプレートや普段あまり使わない大きい鍋、カセットコンロ等々・・いろいろ入っています。ホントすごい量のキッチングッズが収納できています驚いたことにこの棚の1段の高さが約350㎜になっていたのです。確かに使いやすい ちなみにトイレットペーパーの高さを測ってみたところ、340㎜。ホント350㎜の法則発見した近藤典子さんすごい!! 現在はいろいろな収納システムも販売されています。限られた収納スペースを有効に使うためにも、新しいものも取り入れながら効率よい収納ができるように、これからも勉強し、荷物の整理で困っている皆様に提案していきたいと思います。 セミナー終了後近藤典子さんと一緒にさて、どちらが私でしょうか? 一つお知らせがあります。クローゼットの収納スペースに、どれくらいのものが収納できるかをVRで見ることができます。実際は空のスペース・・眼鏡をかけたら収納システムに洋服がかかっている!?11/16(土)17日(日)の2日間、見学会場でVR体験できます。詳細が決まり次第、お知らせいたします。