<チャレンジ増築工事> 昨年12月末に完成した増築工事は、なんと母屋はログハウス!!その建物に今回は、木造在来工法でLDK約10坪の増築を担当しました。このログハウスは、セルフビルドにて、お客様自身が殆ど造りました。まったく見事としか言いようがありません。脱帽です。95×169㎜の角ログを積み上げていくと、それが構造体であり、かつ仕上げ材でもある所が輸入住宅らしく、合理的だなあと感じました。今回私達は手間も暇もかけて、外観をログハウスっぽく、内観は木造の心地良さを充分に演出して造り上げました。なお、お客様のご要望により、壁・天井の仕上げはご自分で行いたいとの事から、 当社は下地までの施工といたしました。 以下が今回の増築仕様内容です。◎基礎・・・・・べた基礎 (換気口付)スラブ厚150㎜◎断熱・・・・・床:グラスウール 60㎜/32kg 壁・天井:クラスウール 100㎜/24kg *先張りシート施工◎開口部・・・・・SP木製断熱型サッシ(三層トリプルガラス、Low-E+アルゴンガス入)◎木材・・・・・構造材 オール乾燥集成材 内装仕上げ材 床:ホワイトスプルース 無垢材 ア30㎜◎暖房・・・・・輸入製エンバイロペレットストーブ 1段上がっている部分が増築箇所 窓廻りは、まく板の加工により表情をくっきり豊かに演出しました。 母屋ログハウス内。奥にある格子ドアが増築部分入口。 構造体が内装仕上げも兼ねるので、美しい木目で気分も和みます。 増築内部。アイランドキッチンがLDKの雰囲気を広々、そして明るくしてくれました。 国産メーカーのシステムキッチン セルフビルド中のキッチンタイル。イタリア製のタイルを慎重・大胆に張られました。 天井の梁組みを表し、木造建築の加工美を感じさせてくれます。 スウェーデンパインを使用した三層トリプルサッシは、断熱性、気密性、遮音性、 防犯性に優れ、木目が日本人向けの柾目で落ち着きを感じます。 木製引き違い窓は、旭硝子・もくまどを採用しました。