「冬に家を建てるなんて・・・?」 ひと昔前でも冬工事はありましたが、今年は雪が早いのではと、思いながら現場を進めています。万全の工事体制と細心の注意力を持ってもこの雪にはかなわなく、少し手こずっていますがほぼ予定通りに工程は進んでいます。基礎~建て方開始(柱建て)~現在屋根葺きの状況です。養生をしては外し、また養生して1日を終える毎日です。この冬期間は、特に養生第一で工事に当たり、屋根・外壁廻りを如何にしてスピーディーに段取り良く行うかが腕の見せ所になります。 基礎立上りのコンクリート打設~養生の状況コンクリートが凍害しないように電熱線を入れ養生しています。 基礎天端のレベラー流し込み状況ビスの頭までしっかり流し込めば天端が均一になります。 基礎立上り型枠外し状況基礎外周部には、基礎断熱材として「スタイロフォームAT」という白蟻防止専用の断熱材を使用しています。 基礎断熱工法の内側断熱張り状況外周及び内周共、厚さ50㎜で基礎をサンドし、凍害や外敵から大切な家を守ります。 外周立上りモルタル下塗り状況基礎ベースの上から断熱材を使用している部分に隙間なく、モルタルを塗っていきます。これは白蟻専用の断熱材を更に効果を出す為に行う施工方法になります。 床下部のコンクリート打設状況。雪、雪・・・。この季節にコンクリートを打設する訳ですから当然やぐらを組んで、雪や雨・風から基礎を守って施工しました。 床下コンクリート打設状況やぐらの中でしっかり均一なコンクリートになるよう養生されます。 基礎の完成です。流し込んだコンクリートが十分な養生体制と期間をもって完成しました。基礎の廻りを整地し、基礎工事の完了です。 土台の敷込み作業状況基礎の通りを確認し、一本一本丁寧にしっかりと土台を敷き、基礎のアンカーボルトに緊結します。 黒い金物が土台よりひょっこり出ていますが、ここに柱が建てられピンで接合する金物工法の金物工法の木造軸組みです。