桜の花も散り、りんごの花が見ごろですね。最近は近所のりんご畑の花を見ながら、愛犬の散歩をするのが息抜きになっています。さて、先月の下旬*「ヒートポンプ屋根融雪」の説明会があり「雪が溶けたばかりなのに・・・」と思いながら出席してきました。 この商品のコンセプトは「雪下ろしでのケガや亡くなる人をゼロにしたい」あおもり県内では「雪による人的被害」は5年間の平均で、雪による死者4.4人/年 負傷者74人/年その中で雪下ろし等の除雪作業中の割合は77.7%除雪作業中における65歳以上の割合は79%*死亡事故は除雪作業中かつ65歳以上の割合が圧倒的に多い!という内容でした。 そういえば私の祖母も80を超えてからも屋根に上り雪下ろしをしていて「危ないなぁ」と思っていました。本人は大丈夫だと思っていても、回りの人は心配で仕方がありません。屋根雪が落ちてきて下敷きになったというニュースも多く、雪が多い年ほど事故も多いのが現状です。 実は弊社社長も自宅小屋(平屋)の屋根の雪下ろしをしていた時、滑って屋根から落ちたことがありました。昔から運動神経が良いからか、地面に着地はしたもののくるぶしにヒビが入ったという経験があります。このようなことを考えると、「屋根融雪いいかも!」と思いましたが、「一体電気代はいくらかかるの?」という疑問が・・。 そんな時ランニングコストの話になりました。 弘前市の雪質で使用した場合のランニングコストは、 1シーズンで約5万9千円との事。(-5℃の気温で融雪面積90㎡の場合) 屋根の雪下ろしは危険も伴い、また雪下ろしをした後の雪の処理も大変です。雪下ろしと排雪を頼むと1回あたり約6万~10万円。雪が多い年だとシーズン中2回で12万円から20万円かかる計算になります。 “ヒートポンプ屋根融雪”もちろん初期費用はかかりますが、この排雪費用を考えると魅力的かもしれませんね。 しかし、春になると融けてなくなる雪にお金がかかる・・雪国の悩みです。雪に困っている人は相談してくださいね ちなみにヒートポンプのロードヒーティングもあります。 *ヒートポンプとは少ない投入エネルギーで、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです