お正月のお供え餅、我が家では毎年親戚の方がお餅をついて持ってきてくれます。真空パックと違い、味がありよいのですが毎年カビが生えてしまうのが気になっていました。そこで今年は、ちょっとした実験をしてみることに…それは、お供え餅の一番下と間にヒバのカンナくずを切って入れて、カビの生え方を見てみること。日頃から、スギやヒバの抗菌効果のことを話題にしているので、どんなものかと思いやってみました。その他、家に経木があったのでそちらも試してみました。最近の経木は松やマダの木などの木からつくられているものが多く、今回はマダの木の経木を敷いてみました。左側が「経木(材料はマダの木)」右側が「ヒバのカンナくず」を中にはさみ、下にも敷いています。もちろん同じ環境のところに並べて置いてます。経木 さてさて、1月11日鏡開きの日・・まず、ヒバの方は・・・カビなしでした~ 経木(マダの木)のほうは・・・うわっ! やはりヒバの抗菌効果は本当ですね実は、ヒバを敷いたほうはまだ実験中で、昨日(16日)の段階での写真も撮ってみました。まだ、カビが生えていません。ほんとすごーい!!今回は、「スギ」のカンナくずがなかったので、実験することが出来なかったのが残念です。私が実験するまでもなく、正倉院が証明してくれていますが…ヒノキでつくられた校倉はもちろんですが、奈良時代からの宝物が1300年もの時を経ても高い保存性で残っているのは、宝物が保存されているスギの箱によるものだといわれているそうです。ヒノキやヒバの良さは知られていますが、スギの効果もすごいですよね。せっかくだから、「ヒバのカンナくず」のお供え餅・・もう少し実験を続けてみようと思います