実はこれ、WHO(世界保健機構)が健康で長生きするためのファクターとして、第一に「平和」第二に「住宅」を挙げているというお話を、以前「ピンピンコロリの法則」で有名な星旦二先生のセミナーで教えていただきました。 平和が第一に挙げられるのは納得です。しかし、第二に「住宅」という話はとても以外でした。イギリスでは、冬期に室温が18℃に保てない賃貸住宅には、改善命令が出され従わない場合は解体命令が出されるそうです。どれだけ住宅と健康との関わりが重要視されているかがわかります。さて、日本では家の中の温度差が原因で、循環器疾患で亡くなる方は年間約1万9千人(交通事故死の4倍以上)というのはご存知の方も多いと思います。そのため青森県では「短命県返上」を掲げ、高血圧を予防するために「減塩」(だし活)という方法での取り組みが盛んにおこなわれていますよねしかし住宅環境の改善の取り組みは今のところないようです 血圧と住宅内の温度差の関係。これだけ見ても住宅と密接な関係があるのですが、実はまだまだあるのです。「家の中での事故をきっかけに寝たきりになる」「結露が引き起こすアレルギー症状や肺の病気」・・いかに居住環境が健康に関係があるのかがわかります。 そしてそして、最近「ペットの健康」についてのセミナーに参加してきたのですが、ここでまた驚きの事実が・・・セミナーの講師は動物病院の院長で獣医師の先生。普通の動物病院と違うところは、起きている症状に対して薬で症状を止めるのではなく、原因を追究して原因となるものを除去するという「原因療法」に取り組んでいる方です。セミナーの中で、なかなか治らない病気の原因を追究した結果、「実はエアコン内のカビにあった。自動洗浄機能がついているエアコンを過信してはダメ」という実話もありました。エアコンのほかにも、加湿器や空気清浄機も要注意だとのこと! 「室内環境が悪いところは観葉植物が枯れたり色が薄い」という話も・・やはり空気の質も大切なんですね次々新しい葉っぱが出てくる、展示場の"モンステラ" また、室内除菌に有効なのが「フィトンチッド」だという話ここで「フィトンチッド」の言葉を聞くとは夢にも思いませんでした。「フィトンチッド」とは、植物がカビや微生物、昆虫といった外敵から身を守るために放出する130種類以もの成分からなる気体成分のこと。すごい殺菌成分なんです。例えばサルモネラ菌や大腸菌O-157まで死滅させるんです。校内を木質化した小学校の生徒の欠席日数が減少した、という事実も納得ですよね そのフィトンチッドは木製品になっても効果は続きます。もちろん弊社で使っている青森県産杉の床・腰壁天井の羽目板もその効果を発揮していますよ人にもペットにも、室内環境が健康に与える影響ってすごいものだなぁということを痛感しました。 キーポイントホームの考えは「健康で長生きでき、低燃費で暮らせる家づくり」私たちは青森県産の無垢材を使うことが、少しでも住む人の健康寿命を延ばし、また地域環境も改善することにつながれば・・と思って取り組んでいます。地元の無垢の木や漆喰を使うことによって「健康長寿」のために本質的な予防ができるという考えです。ユーザーさんの中にも、「血圧が安定した」 「アレルギーの症状が出なくなった」など・・のうれしい声をいただいています。無垢の木の素晴らしさは、林野庁のHPでも公開されています。興味がある方は「科学的データによる木材・木造建築物のQ&A」で検索してみてください。 もっと詳しく知りたい方は、「健康寿命を延ばす家づくりセミナー」へ参加してくださいね日時は電話かメールでお問い合わせください。