「これは畳ですか?」と展示場の和室でお客様によく尋ねられます。 温秋(おんしゅう)畳といいます。「この畳、キーポイントホームの家に合っているよ」と「一戸畳製作所」の創業者に勧められて使い始めたのが始まりでした。展示場がオープンしてから6年以上経ちますが、今でもよく「これは畳ですか?」とお客様に聞かれるので、最近もっとよく知りたいと思うようになり、弊社の協力業者である自称「畳の伝道師」こと一戸畳製作所の一戸悠さんにお話を聞きました。一戸さんはとても勉強熱心で、畳の普及とより良い提案をするためにいろいろ勉強に出かけている方です。 温秋畳の素材は井草ではなく水草実は今まで、展示場にお越しいただいたお客様には「井草です」と説明してきましたが、今回の一戸さんへの取材で間違いが発覚しました原材料は「水草」でした。今まで間違って説明しており申し訳ございませんでした。水草は井草より強く色が変わりにくいのです。強いので薄く編むことが可能。中の床の柔らかさを直接感じることができます。ヘリなし畳は角が劣化しやすいのが難点ですが、この素材なら水草なので、折り曲げ部分が強く擦れにくいので、ヘリなし畳には最適なのです。見た目にも縦と横の織り具合が、とてもよい雰囲気弊社ユーザー様の約8割がこの畳を採用されています。畳の踏み心地はオーダーできる踏み心地は、とてもふわっとして柔らかい感じ。この柔らかい感じは、中に使っている床(とこ)に柔らかい素材を使っているかどうかによって変わってきます。畳の柔らかさはお好みに合わせて、オーダーできるそうなんです。知りませんでした小さなお子様や、お年寄りがいる家庭では、柔らかい床にしてもらう…などご家庭に合わせてオーダーできます。 天然素材の水草なので撥水性があり、こぼしても簡単に拭き取れます。この畳、県内では、一戸畳さんを含め二店舗しか扱っていないということです。また、今後一戸畳さんでは「ケナフを使用した床(とこ)」も扱うそうです。いろいろな分野で職人といわれる方々が減ってきている中、このように現代に合う新しいものを取り入れていくために、いろいろ勉強している一戸悠さん、応援していきたいです。 そして、今後一戸さんにいろいろ提案していただき、展示場の畳をより良いものに変えていく予定です。お楽しみに